
こんにちは!
きじんPTです!
この記事は、「雇われずに月1万円稼ぎたいけど、自費(保険外)は未経験で、自分に売れるものなんてないと思っている理学療法士」に向けて書いています。
読み終える頃には、「良い立地」を駅からの近さだけで判断しなくなり、副業前にそのエリアを数字で見極めどうすればいいかが分かります。
## 結論
先に結論から言います。
駅から近いかどうかは、開業の成否を決める条件ではありません。
実際に、駅徒歩1分という好立地で開業した理学療法士の整体院を知っています。
その店は、半年でなくなっていました。笑
「場所が良ければ勝てる」というのは、あってはいますが、勝ちやすいってだけ。
それだけではないんです。
駅から近いという条件は、あくまでプラス材料の一つでしかありません。
それだけで経営が成り立つなら、駅前の物件はもっと潰れずに残っているはずです。
開業前に本当に見るべきなのは、駅からの距離よりも
「そのエリアがどんな場所なのか」
という中身の方です。

これは実体験でリクルートしようと思って連絡したら潰れていたので💦
うちの店舗は駅から歩いて45分かかりますし。
駅から遠くても伸び続けた店、駅から近くても消えた店

僕は今、何店舗か運営しています。
一番最初に始めた店は、駅から歩いて45分かかる場所にあります。
正直に言うと、場所もわかりにくいです。
そのエリアの中では立地が一番悪いと言っても過言ではないくらいの条件です。
普通に考えたら「そんな場所で誰が来るんだ」と言われても仕方ない立地でした。
実際、開業を相談した人には本気で心配されました。
「大丈夫?」って真顔で聞かれました。笑
僕自身も、最初は本業を続けながら、週末だけの営業からのスタートでした。
多くのPTの副業は、平日は病院勤務、週末だけの営業という形からのスタートになると思います。
だからこそ、限られた稼働時間の中でも成り立つ場所選びが大事になります。
その週末営業だった1号店の売上、今もずっと上がり続けています。

病院で働きながら副業時代のスタートも、この店からでしたので!
一方で、さっき話した駅徒歩1分の整体院は、半年で閉店しました。
好立地だったのに
です。
原因を決めつけて表面だけ見ていると、本当に見るべきところを見落とすことがあります。
エアコンの効きが悪いと思って何度も掃除機をかけたのに全然直らず、よく見たら隣の部屋の窓が開けっぱなしだった、みたいな話です。
集客が伸びない理由を「駅から遠いから」だと決めつけるのも、これと同じです。
実は見るべき窓は別のところにあります。
うちの1号店で言えば、駅からの近さという窓ではなく、そのエリアの人口構成や生活動線という、もっと別の窓が開いていました。
そこがうちの提供するものとしっかり噛み合っていたから、結果が出ています。
逆に、駅徒歩1分の店は、その「別の窓」を見ないまま開業してしまったんだと思います。
「駅から近い」という分かりやすい弱点にばかり気を取られて、そこだけを直そうとしても意味がありません。
開業の場所選びも同じで、目につきやすい条件の裏に、本当の勝ち筋が隠れていることがあります。

もちろんリサーチをした上で駅から近い方がいいならそっちでいいと思います。
週末開業の前に見るべきエリアリサーチの4項目

これから話す内容は、マーケティングの本を開けば大体どこかに載っている話です。
目新しい裏技ではありません。
ただ、本に書いてある通りの言葉だと小難しくて、正直そのまま読んでも眠くなります。
なので今日は理学療法士のあなたに分かりやすいように、体の話に置き換えながら噛み砕いていきます。
「駅から近いかどうか」を見る前に、以下の4つを先に調べてください。
① 人口構成(年齢層・男女比)
そのエリアにどんな年代の人が、どれくらいの男女比で住んでいるかを見ます。
高齢者が多いエリアと、子育て世代が多いエリアでは、求められる施術も変わります。
響く言葉もまったく変わります。
国勢調査のデータや、自治体が公開している人口統計で誰でも確認できます。

大丈夫。地域名 所得 と打つとすぐ出てくるので。あとはA Iにでもきてください。
② 地域の所得水準
平均所得が高いエリアと低いエリアでは、自費メニューへの反応がまったく違います。
同じ「1回8,000円」という金額でも、エリアによって「安い」と感じるか「高い」と感じるかが変わってきます。
自分が出したいメニューと、そのエリアの財布事情が合っているかどうかは、開業前に必ず確認しておきたいところです。

できれば所得が高い地域を狙った方が副業でうまくいく可能デイが高いのでいいですね。
③ 交通事情(駅の乗降客数/車社会か電車社会か)
駅の乗降客数は、そのまま「通りがかりの母数」になります。
ただし地方や郊外は車社会であることも多いです。
その場合は駅近かどうかより
「駐車場があるか」
「車で来やすいか」
の方がずっと重要になります。
うちの1号店のように、駅から離れていても車で来やすい場所であれば、それだけで十分成立します。
ここを取り違えると、集客の打ち手ごと的外れになります。
電車社会だと思い込んでせっせと駅前でチラシを配っても、実は車移動が中心のエリアだった、なんてことも普通に起こります。

配った本人だけが疲れて終わります。笑
④ 周辺の生活インフラ(病院の有無など)
近くに病院があるかどうかも見ておきたいポイントです。
整形外科やクリニックが近くにある地域は、体の不調に対する意識がもともと高い人が集まりやすいエリアである可能性があります。
逆に病院がまったくないエリアなら、そもそも体のケアという発想自体が住民の中に薄いかもしれません。
どれも特別な調査会社に頼まなくても、自分でパソコン一つで調べられるものばかりです。
週末開業の準備で忙しい中でも、時間にすれば1〜2時間で十分です。
この1〜2時間をかけるかどうかで、開業後何年も付き合っていく立地が決まると思えば、安いものだと僕は思っています。
なぜ、ここまでエリアの中身を見る必要があるのか

理由はシンプルです。
地域によって需要やニーズが違うからです。
沖縄と北海道で気候が違えば売れるものが違うように、同じ「整体院」というくくりでも、エリアが変われば求められているものは変わります。
肩の不調が実は股関節に影響していた、という話をよくします。
営業部の問題に見えたものが、実は経理部で起きていた。
そんな話です。
エリア選びも同じ構造です。
駅からの近さという「営業部の数字」だけを見ていると、所得水準や生活動線という「経理部」で何が起きているかを見落とします。
一つの数字だけで判断せず、エリア全体をひとつの会社として、あちこちの部署を見て回るくらいの意識が必要です。
商圏の人口のうち何割を潜在顧客として見込めるかは、このエリアリサーチをやったかどうかで精度がまったく変わります。
なんとなく
「ここが良さそう」
で決めるのと、数字を見て根拠を持って決めるのとでは、開業後の集客の伸び方がまったく違います。
そして消費者は基本的に
「近くて、魅力的な店」
に行きます。
ここでいう「近い」は、必ずしも駅から近いという意味ではありません。
そのエリアに住んでいる人にとって
「生活動線の中にある」
ことの方が大事です。
実際、うちの1号店に通ってくださっている方の多くは、駅を使わずに徒歩や自転車、車で来られる近隣の方たちです。
駅からの距離という物差しでは測れない「近さ」が、ちゃんと存在しているということです。
この感覚は、リサーチの数字を見て初めて言葉にできるようになりました。
まとめ

– 駅徒歩1分でも半年で潰れる店があり、駅徒歩45分でも伸び続ける店がある。立地の良さは十分条件ではない
– 開業前に見るべきは「駅からの距離」より先に「そのエリアの中身」
– 見るべきは
①人口構成
②地域の所得水準
③交通事情(駅の乗降客数/車社会か電車社会か)
④周辺の生活インフラ、の4項目
– 集客が伸びない原因を「立地が悪いから」で決めつけると、エアコンの窓のように、本当の原因を見落とす
– 一つの部署だけでなく会社全体を見るように、エリアも一つの指標だけでなく全体で見る
– どれも1〜2時間あれば自分で調べられる。週末開業の準備をする前に、この4つを押さえてほしい
自分の経験なんて売れるものがないと思っている人ほど、「良い場所が見つからないから開業できない」で足踏みしがちです。
でも、良い場所かどうかは、駅からの距離では決まりません。
あなたが提供したいものと、そのエリアの特性が噛み合うかどうかで決まります。
まずは自分が開業したいと思っているエリアについて、この4項目を1つずつ調べてみてください。
それだけで、物件探しの基準がはっきりしてくるはずです。
では!!


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